ホワイトニング、どれを選ぶ?|むしあけデンタルクリニック|JR茨木駅の歯科・矯正歯科

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歯科コラム

ホワイトニング、どれを選ぶ?|むしあけデンタルクリニック|JR茨木駅の歯科・矯正歯科

ホワイトニング、どれを選ぶ?

皆さんは今のご自身の歯の色に満足していますか?

マスク生活も次第に収束しつつある昨今、口元の印象はコロナ前より一段と気になる時代になってきています。

そういった背景もあり、「白い歯」は健康的で清潔感のある印象を演出するためには欠かせなくなってきました。

そんな中、歯のホワイトニングの需要が以前より一段と上がってきています。

需要の増加に伴い、ホワイトニングに関する様々なサービスや商品が提供されるようになってきているのですが、それぞれのサービスのメリット、デメリットをしっかりと理解して利用されている方は少ないのではないでしょうか?

ここでは「セルフホワイトニング」、「オフィスホワイトニング」、「ホームホワイトニング」、「その他の商品」の4つに分けてそれぞれの特徴をお伝えしようと思います。


1.セルフホワイトニング

セルフエステのサロンのような医療施設ではない店舗で行うホワイトニングです。

最近ではchocoZAPさんでも導入されており、利用されている方も多いのではないでしょうか。

セルフホワイトニングの最大のメリットはその手軽さです。

定額料金制のサービスを提供している店舗もあり、自分の好きなタイミングでコストも抑えつつ歯を白くできるのは非常に魅力的と言えます。

 

しかし、その手軽さの一方で肝心のホワイトニングの効果に関しては後で紹介する医療ホワイトニングと比較すると低くなっています。

セルフホワイトニングの薬剤には歯の表面の汚れを落とす効果しかなく、歯の中に入り込んだ色素沈着を取り除くことはできません。

ですので、ある程度はきれいになりますが歯が持つ本来の白さを取り戻すことはできません。

また、歯の表面の着色は生活の中ですぐに戻ってしまいますので、白さを持続させるにはかなり頻繁な施術が必要になります。

 

2.オフィスホワイトニング

歯科医院で有資格者(歯科医師または歯科衛生士)だけが施術できる「医療ホワイトニング」です。

歯の表面の着色をプロフェッショナルケア(PMTC)により除去した後、歯を薬剤でコーティングし、光を当てて歯の中についてしまった汚れの原因物質を分解します。

 

オフィスホワイトニングはの最大のメリットは「白くなるまでの早さ」です。

効き目の強い薬剤を用いて色素沈着を一気に除去するため、1回の施術で目に見えて歯を白くすることが可能です。

ですので、卒業式や結婚式のような歯の白さが気になるイベントまでに急いで歯を白くしたい方には適しています。

ただ、強い薬剤を用いるため、施術後しばらく知覚過敏が出るというデメリットがあります。

また、施術後24時間はワインやコーヒーなど、着色のつきやすいものの摂取を避けていただく必要があります。

3.ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは有資格者の指示のもと、お家で行っていただく「医療ホワイトニング」です。

ホームホワイトニングは「医療ホワイトニング」ではありますが、歯科医院ではPMTCによる着色の除去と色調の確認のみを行い、ホワイトニング自体はお家で取り組んでいただく形となります。

オフィスホワイトニングと同様に歯の中の色素沈着を分解し、歯の中から白くしていくホワイトニングではありますが、薬剤の効き目はゆるやかで、効果を実感できるまで少し時間を要します。

薬剤の効き目がマイルドなので、知覚過敏などの副作用が出にくく、安心して施術に臨んでいただけます。

さらに、セルフホワイトニングやオフィスホワイトニングに比べて施術後に色が後戻りしにくいというメリットがあり、歯の白さを長持ちさせたい方には非常に適した方法です。

また、時間はかかるものの、オフィスホワイトニングと同じくらい白くすることができますので、急いで歯を白くする必要がないのであれば、ご自身のペースに合わせて行えるホームホワイトニングがおすすめです。

 

4.その他の商品

ここまでは店舗や歯科医院に出向いて行うホワイトニングを紹介してきましたが、「忙しいし、通う手間をどうしても省きたい」という方もいらっしゃるかもしれません。

そういった方にニーズがあるのが市販のホワイトニング成分入り歯磨き粉や個人輸入できる海外のホワイトニング剤です。

市販のホワイトニング用歯磨き粉は各社から様々な商品が販売されていますが、購入時に気を付けていただきたいのが「研磨剤が入っているかどうか」です。

研磨剤入りのホワイトニング用歯磨き粉は適切に使用する分にはほぼ問題ないのですが、使いすぎてしまうと歯の表面のエナメル質を過剰に削り取ってしまい、歯を傷つけてしまう原因になります。

研磨剤の入っていない歯磨き粉であれば表面の着色汚れを浮かせて除去してくれるので、歯へのダメージを最小限に抑えることができます。

しかし、ホワイトニング用歯磨き粉のみの使用では最初に紹介したセルフホワイトニング程度の効果しか見込めないので、歯磨き粉だけでCMで紹介されているような真っ白な歯にするのはほぼ不可能です。

医療ホワイトニングを行った後に歯の白さを維持する目的で使用するのであれば非常に効果的ですので、ホワイトニング用歯磨き粉はあくまでもほかのホワイトニングのアフターケアとして使うものと考えていただいたほうが良いでしょう。

次に、海外のホワイトニング剤についてですが、海外のホワイトニング剤は日本で認可されている薬剤に比べて非常に強力です。

歯を白くする効果は確かに高いのですが、副作用の知覚過敏が非常に強く出てしまうほか、薬剤が歯ぐきについてしまった場合、歯ぐきに重篤な炎症を引き起こしてしまうことがあります。

適切に使用すればホワイトニング効果は得られるのですが、個人輸入で薬剤を使用している方のほとんどが歯科医師や歯科衛生士といった専門家の指導を受けずに自己判断で使用しているケースが多いため、トラブルに発展することが多々あります。

また、海外の薬剤は日本人やアジア人の体質に合わないことがあり、恐ろしいトラブルになる可能性もあるため、自己判断でそういった薬剤を使用するのはやめましょう。


ホワイトニングは適切に行えば白く美しい歯を維持できるほか、むし歯を予防し、歯の健康を保つ効果もあると言われています。

当院ではホームホワイトニングのシステムを導入しておりますので、ご興味のある方はぜひ当院で相談してみてください!

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