夏休みは歯医者さんを体験する絶好のチャンス!
子どもが歯医者さんを怖がる理由
お子さんの歯の定期健診、いつ行けばいいかよくわからないという方は多いのではないでしょうか。
痛みや腫れなど、症状があれば足を運ぶきっかけになりますが、そういったトラブルが無ければなかなか「歯医者に行こう!」とはならないのではないでしょうか。
しかし、いざそういった症状が出た際にお子さんを歯科医院に連れてきたものの、「怖くて口を開けられない」、「椅子に座るのも難しい」などの理由で治療ができないと困りますよね。
そういったトラブルを避けるためには、普段から歯医者さんに慣れておくのがとても重要です。
子どもは自分が体験していないことに対して不安を感じてしまいます。
歯科医院においては「口に物を入れられる」、「大きな音が鳴る」、「痛いことをされるかもしれない」、「治療のあと何が起こるかわからない」など、様々な不安要素があるため、子どもたちは漠然と「歯医者さんが怖い」というイメージを抱きがちです。
しかし、そのようなイメージを持っていると、治療はもちろん、定期健診ですら受けるのが難しくなってしまいます。
ですので、「歯医者さんは怖い場所」というイメージを和らげ、大人になってからもお口の健康をしっかりと守っていけるようにするためには、まずは歯医者さんはどういうところなのか、というのを体験していくのが非常に大切です。
歯医者が怖いお子さんへのアプローチ
先ほどお伝えした通り、お子さんが歯科を怖がる原因は「何が起こるかわからない」という不安からくる部分が非常に大きいとされています。
ですので、当院ではそういったお子さんに対し、少しずつ歯科に慣れていけるようなアプローチを心がけています。
特に不安の強いお子さんについては、いきなり器具を使った処置を行うのではなく、治療を行うための下記のような段階的なトレーニングから開始することにしています。
・手鏡で自分の口を見ながら、自分の歯をチェックしてみる
・歯科用チェアに座り、昇降を体験する
・お口に入れる器具を実際に触ってみる
・唾を吸い取る機械を触ってみる
・お口の中で水を出す機械を使ってみる
このようなトレーニングをしていく中で、最初は歯科に対して警戒心を抱いていたお子さんも徐々に不安が軽減されていき、次の予約の際にはスムーズに治療を行えるようになっていきます。
心と体に余裕のある夏休みはトレーニングのチャンス
学校のある平日は勉強や習い事、学校行事などで継続して歯科医院に通うのはなかなか大変です。
特に、歯科の苦手なお子さんにとっては「学校も歯医者のトレーニングも頑張って」というのは大きなストレスになってしまいます。
時間や体力に余裕のある夏休みは歯科医院に慣れていく絶好のチャンスです!
夏休みのお出かけの選択肢として、歯科検診に来てみてはいかがでしょうか?
当院では今後もご家族みんなで安心して歯科医療を受けられる環境づくりに取り組んでまいりますので、皆さんのご来院をお待ちしております。